私がメディアアーティストである落合陽一さんを始めて知ったのは、TED ✖︎ Tokyo 2014の動画だった。そして、彼の演出に驚嘆して空いた口が塞がらなかった。

まず、私が驚いた彼の演出を見て欲しい!!

そんな彼が、これからの未来がどうなるかを推論しているのが本書である。

目次:

プロローグ:「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか
第一章:人はやがてロボットとして生きる?
第二章:いまを戦うために知るべき「時代性」
第三章:「天才」ではない、「変態」だ
エピローグ:エジソンはメディアアーティストだと思う

本書の内容

「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか
とは、どういうことかを端的に言いますと

世の中の仕組みを作る側の人間になるか、コンピュータ(上司)の指示を迅速に聞く人間になるか
ということです。

コンピュータが上司とはどういうことか??

例えば、回転寿しではこんなことをしている。

システムで、寿しが何周したら廃棄品にするかを
自動的に振り分けたりしている。

ある種、コンピュータの指令の下
人間が動いている。

このような指令が工事現場など、
あらゆる職種で起こってくる。

落合さんは、本書でこのように語っている。

コンピュータに効率的に運用される立場でよければ、
生きる道はいくらでもあります。

情報処理能力や知識の量で勝てないなら、
どう生きたらいいんだ!!

と思った方もいるかもしれない。

そこで、本書にはこうも記されていた。

コンピュータになくて人間にあるのは、「モチベーション」です。

なるほど!!と思った。

コンピュータは指示を与えないと問題を解決してくれない。

だったら、コンピュータに指示を与える…コンピュータを「使う」に側になればいい。

 

 

そのような魔法をかける側を『クリエイティブクラス(創造的専門性を持った知的労働者)』と言います。

世の中が変わろうと、社会の原理である

 

誰もが持つことの出来ない資源を独占できる人が勝つ

 

は変わらない。

 

21世紀はどういう時代?

(注:『魔術』とは、どうしてそうなるのか分からないこと、

『脱魔術化』とは、どうしてそうなるのか分かること)

 

科学分野の発展により、近代文明は脱魔術化の時代だった。

どうして??

の理由が解明できるのである。

 

しかし、21世紀は『再魔術化』の時代である。

人工知能(siriなど)が世界に浸透することによって、

人々はブラックボックス化された価値を当たり前のように享受している。

 

『天才』や『秀才』ではなく、『変態』を目指せ!!

『変態』は範囲が広い。

例えば『建築好きの変態』は建築士だけでなく、

インテリア・コーディネーターや都市計画、建築に使う素材の専門家になれるかもしれない。

 

私の感想としては『変態』= 『オタク』かな〜という印象。

 


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本書を読んで得られること

私たちは未来を知ることは出来ない。

しかし、未来は過去の繰り返しであり、今の延長にあるものだ

だから私たちは想像することができる。

賢者の未来の想像を

お勧めする人

これからの世界をつくる仲間たち

本書を読んだ感想

うわべだけの知識を詰めるなら、哲学書を読んだ方がよっぽど価値があると著者は説いた。

著者は本質的なことを語っていると感じた。

世界を動かしているのは人間だ!!

そして人が作っているものである以上、必ず仕組みがある。

その仕組みを本書では、”魔法“と読んでいる。

魔法を理解することが、この新時代を生きる第一歩である!!