元LINE(株)会社のCEO森川亮さんの仕事の流儀。

シンプルに考えるとは、自分がやるべき仕事をシンプルにする

ということではないのか。

本書では仕事をする上で、

何が本質か?』を考え尽くす思考法が凝縮。

目次:

はじめに
第1章:ビジネスは『戦い』ではない
第2章:自分の『感性』で生きる
第3章:『成功』は捨て続ける
第4章:『偉い人』はいらない
第5章:余計なことは全部やめる
第6章:イノベーションは目指さない
終わりに

本書の内容

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森川亮さんがに考える、

会社にとって一番大切なこととは何か?

それは、

ユーザーが本当に求めている価値を提供し続けること

だそうです。

全部を欲しがらず、一つのことだけに集中する。

この一つのことを実践するために、

本書では40個の思考法が紹介されている。

私が重要だと思う思考法を、紹介していこうと思う。


ビジネスのシンプルな本質とは?

出典:jp.123rf.com
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森川さんは本書で、ビジネスとは何かをこう語っている。

ビジネスとは何か?

とてもシンプルなことです。

求める人と与える人のエコシステム(生態系)

これがビジネスの本質です。

私は全くその通りだと感じた。

一種の哲学である。

 

例えば、風邪をひいた人と風邪を治せる人がいます。

風邪を治せる人は、対価を貰って治療します。

風邪をひいた人は、対価を払って治療してもらいます。

ただし、対価とはお金ではありません。

 


社員が率先して働ける環境を作る

出典:fukuoka-sumai.jp
出典:fukuoka-sumai.jp

森川さんが考える経営とは何か?

僕の理想はシンプルです。

現場はひたすらユーザーのために全力を尽くす。

経営は、現場が仕事にとことん集中できる環境を守る。

それが、僕が長年思い描いている理想です。

そして、その理想的な状態のなかでLINEは生み出されたのです。

経営はひたすら、現場の声に耳を傾け、働く環境を守ること。

 

映画『踊る大捜査戦』で主演の織田裕二さんが言ったセリフ。

事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!

ということを、(森川さんは)常に感じている人だと感じた。

 


何もないから鍛えられる』

出典:rules-of-success.jp
出典:rules-of-success.jp

人間は言い訳を作る天才である。

『予算がないから、結果を出すことができない』

このような言い訳をする人で、仕事ができる人はいません。

潤沢な予算を用意しても、彼らに結果を出すことはできない。

僕はそう確信しています。

ビジネスをする上で、

ヒト・モノ・カネが大事だとよく言います。

しかし、すべてが揃っていることはないと思っていいです。

限られた資源だからこそ、工夫を生む必要があるのです。

言い訳ばかりしていては、何も生まれません。

 


デザインが主導する

出典:free-designer.net
出典:free-designer.net

商品開発には大まかに2つのアプローチがある

1つ目は技術的アプローチ

エンジニアが『面白い』という物を世に出し、

当たったらビジネス化。

2つ目はデザイン的アプローチ

使うことによって味わう『心地よさ』を追求していくアプローチ。

スティーブジョブズが得意とした手法である。

LINEはデザイン的アプローチである。

それはなぜか?

インターネット市場が成熟したからです。


『ルールはいらない』

出典:pixta.jp
出典:pixta.jp

本書を読んでいて、私が一番驚いたのは、

『ルール』はいらない

である。

どういうことなのだろうか?

本書ではこのように書かれてあった。

 

IT業界においてスピードが命です。

では、スピードを上げるためにどうするのだろうか?

簡単です。余計なことはやめればいい。すべてをシンプルにすればいいのです。

ムダな会議、ムダな申請書、時間のかかる決裁、上司への日次報告…。

これらを全部取っ払ってしまえば、メインの仕事をする時間しかなくなる。

その当然の帰結として、スピードは最大化されるのです。

確かにグローバルな競争に巻き込まれている以上、

スピードは命だという理由は分かる。

身軽でないとスピードが出ないということか。

 


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本書を読んで得られること

1日は24時間しかありません。

その時間内に、タスク処理を行わなければいけないのです。

どうすればいいのか。

あれも大事、これも大事だと思わないことです。

シンプルに考えることです。

そのような思考法の助けになる一冊。

お勧めする人

いつも『忙しい』、『時間がない』などの言い訳ばかりしている人。

考え過ぎていて、疲れている人。

本書を読んだ感想

結局、人生は短い。

同様に、24時間で出来ることは限られている。

だからこそ、本当に大切な1%のことに100%集中する。

私には、99%を捨てる勇気がまだないと感じた。

捨てる勇気

多分、捨てる勇気がない人は、

何か一つでも自信が持てる物がないのだろう。

圧倒的な努力で身についた、シンプルに考える。

それは、猛烈に働いた経験しか持ち得ない、境地なのかもしれない。