はじめに

第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。

日本アカデミー賞4部門受賞作品。

家族を捨てた父が、残してくれた娘。

あなたは、その腹違いの娘のことを受け入れられるだろうか。

 

公開日:日本 2015年6月13日

監督:是枝裕和

主演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず

原作:吉田秋生『海街diary』

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カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』の監督:是枝裕和が務める作品。

期待大ですね。

そして父になる』も、自分の血の繋がらない子供だと気づいた際に、今までと同じように我が子を愛せるのかという映画。

本作は、引き取った腹違いの娘とやがて家族になるというストーリー。

なんだか似ていますね。笑

 


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予告動画

あらすじ

鎌倉市に暮らす三姉妹。

三人で仲良く暮らしていたが、幼い時に不倫をして家を出て行った父の訃報を聞く。

そこで、次女と三女で山形へ葬式に行くことに。

 

山形へ向う途中、電車の中で父の印象を語る、次女と三女。

次女・佳乃は15年も前に出て行った父のことは何も覚えていない。

三女・千佳もまだ小さかったので、お父さんは優しかったという印象しかない。

 

佳乃と千佳は葬式が行われる最寄りの駅で、しっかりしている浅野すずという腹違いの娘に会場を案内してもらう。

 

既に母も亡くしているすずは、父の再々婚相手と暮らしていた。

気丈で感情をあまり表に出さないすずに対して、長女・幸に『良かったら一緒に暮らさない?』と誘われる。

 

すずはその誘いを快諾し、やがて家族になっていく。

 

感想・まとめ

長女・幸(綾瀬はるか)

看護師。しっかりしている。

好きな相手が妻子持ちの男性という、自身のお父さんと被るような設定。

交際相手とうまくいかなくなると、果物を大量に買うという性格がある。

 

次女・佳乃 (長澤まさみ)

銀行の窓口業務。後に、課長と共に外回りを担当。

虫が嫌いで、酒と男好きの恋愛体質。だが、とことん男運がない。

幸としょっちゅう喧嘩をするが、いざとなったら結束する。

 

三女・千佳(夏帆)

変わり者で、どこか掴めない性格。

スポーツ用品店で働く。

すずに、湘南オクトパスという地元のサッカーチームを進めるなど、妹思いである。

 

四女・すず(広瀬すず)

香田三姉妹の異母の妹。香田家には四女として迎えられる。

お調子者で明るい性格。

地元のサッカーチームに所属するほどのスポーツマン。

『私、生まれてきて良かったのかな。』と自分の存在について悩んでしまっている。

 

この物語の良さは、四人の個性が際立っているところである。

各々の性格がうまく円を描くように、うまくバランスが取れている。

 

そして何といっても、一年間にものぼる撮影によって感じる四季の変化。

美しい梅の木や生しらす。海のシーンなど服装が変わっていくのも注目のポイント。

 

食卓でうまい飯を食べる時や障子を張り替えるシーンなど、家族として仲良くなっていく姿が映し出されている。

 

一言で言ったら、『やがて家族になる』というストーリーという感想。