池上彰から学ぶ経済学入門 2.貨幣の誕生から銀行の誕生まで

はい、今回もまた本ブログの大人気のシリーズ『池上彰から学ぶ経済学入門』のコーナー。

今回は第二弾!! 「貨幣の誕生から銀行の誕生」までを扱っていきます。

よろしくお願いいたします。

まだ、第一弾を見ていない人は、こちらもどうぞ↓↓

池上彰から学ぶ経済学入門 1.経済学とは何だろうか

そもそもお金って何だろうか? ~貨幣の誕生~

そもそもお金とはどういうものなのか。

私たちが日ごろから振り込んだり、モノを買ったりするものであるものの、いまいちその存在を定義するのは難しい。

K君はわかるかな?

ケイ
お金はお金じゃないの?

まーそうなんだけど、お金はみんながお金だと思っているから、お金なんだね。

ケイ
ちょっと、何言ってんのかわかんないです。

例えば、ここに1万円があったとする。これは日本国民が1万円だとみんな認識しているからこそ、1万円となる。

これを難しく言うと、共同幻想という。

日本政府が発行しているから、みんながそのお金を信用できるよね?

逆に言えば、国家への信頼がなければ、誰もお金を信用しないことになってしまう。

例えば、発展途上国では、ジンバブエやソマリアに代表されるような国だと、ほとんどの国民は国家の存在を信じ切れていない。

だからこそ、その国の発行しているお金も信じることができないから、お金は紙切れになってしまうんだ。

ケイ
教科書で子供がお金で遊んだりしている所を見たことあるよ

物々交換の時代から両替商まで

物々交換の時代

さて、お金は共同幻想、つまりみんながそれをお金だと思っているからこそ、お金なんだとうことは理解できたでしょうか?

ここからは歴史を少し振り返ろうと思います。

はるか昔、人間は物々交換して過ごしていました。

Aはリンゴ農園、Bは漁師、Cは狩猟者だとする。

A『リンゴ10個と布1切れを交換しませんか?』

C『良いよ。』

C『今日は魚が食べたいから、Bに魚を5匹あげよう。』

B『ちょうど布切れが欲しかったから、交換しよう』

ここまで、まとめるとリンゴ10個=魚5匹=布1切れとうことになります。

ケイ
何が言いたいの?

ここでも、共同幻想が成り立っていること!

この3人にとっては、リンゴ10個と魚5匹と布1切れが同じ価値という意味で、、、

ただ問題点があって、リンゴや魚は腐ってしまうんだ。

だからこそ、何かで代用する必要がある。

当時は、それは「貝」だったんだ!

ケイ
今も「貨」「財」など、お金に関するものは貝という文字を使うよね

両替商~銀行の誕生

これ以後貝から次第に、銅や銀など高価なものに変遷していく。

でも、実際に銅や銀を持ち運ぶのは大変だよね?

だからこそ、両替商が誕生したんだ。

例えば、銅10枚と預かり証を渡して交換する。それで、自分の交換したいときに、預かり証を渡すと銅10枚が戻ってくる。

この預かり証が、後の紙幣と呼ばれるものとなります。

この流れから、銀行が誕生するんだ!

両替商が乱立してしまうと、中には悪い人も出てきて、預かり証をもらっても、銅貨を返せなかったり、不正に預かり証を発行する人も出てしまうんだ。

不正を管理するために、大きな地方銀行、さらに国が作る中央銀行(日本銀行)が誕生するんだ!

ケイ
物々交換の時代から現代の銀行に行きつくんだね。

中央銀行の役割

中央銀行は日本では日本銀行、アメリカでは連邦準備理事会(FRB; Federal Reserve Board)と呼ばれます。

中央銀行の役割は、以下の通りになります。

(i) 発券銀行

➡市場にお金を流通させること

(ii) 銀行の銀行

➡ もし、地方銀行が倒産してしまったり、お客さんに急にお金を引き出してきたときに、お金を与えて、その銀行を守ること

(iii) 政府の銀行

➡国債などの国の借金を、肩代わりすること

ケイ
中央銀行は国や国民が最も信用している機関だからこそ、重要な役割があるんだね。

終わりに

ここまでいかがだったでしょうか?

この記事をまとめると、

(i) お金は共同幻想で、みんながそれをお金だと思うからこそ、お金に価値が生まれる。

逆に言えば、みんながお金だと思わなければ、紙切れになってしまう。

(ii) 物々交換から、貝の取引、そして両替商が生まれ、預かり証が後の紙幣となる。

(iii) 銀行が乱立してしまうと、悪い人が悪用する場合もあるため、しっかりと管理する地方銀行や中央銀行の誕生につながった。

第1回と2回から、徐々に経済のことについて、おわかりいただけたのではないでしょうか?

次回の第3回は、経済学の父とされるアダム・スミスという人物を取り上げ、経済の仕組みに迫ります。

池上彰から学ぶ経済学入門 3.経済学の父アダムスミス

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