右翼、左翼の違いとは!? 定義や概要を簡単に解説する!

テレビのニュースや新聞などで、よく使われる言葉に右翼、左翼という言葉があります。

また、友達や家族と話していても、

「あの人の考えは右翼的だね。」

「それは左派が言いそうだね」

という会話もありますよね。

でも、よく使われるけど、あんまりよく意味が分からない…。 そんな方もいるはず…。

今回は、そもそも右翼、左翼の概要や違いについて簡単に解説をします。

右翼と左翼の語源と定義は!?

まず最初に、右翼と左翼の語源はいつごろなのでしょうか?

それは、今から約230年前のフランス革命に由来しています。

当時のフランスでは、国王であるルイ16世が政権を握っていました。

国王が国民の頂点に立ち、その下に身分制度があります。

この身分制度では、3つの身分に分かれており、第一身分は聖職者などで14万人、第二身分は貴族などで40万人、第三身分は一般市民で2600万人いるとされています。

この中で、第一身分と第二身分は特権があり、年金が支給されたり、様々なところで免税特権がありました。

イギリスでは産業革命、アメリカでは独立戦争など、世界が目まぐるしく変わっていく中で、ルイ16世の下では、財政危機が訪れました。

必然的に、第三身分には不満が募ります。

「なぜ、自分たちがこんなに苦しい生活しているのに、他の身分では特権が許されているのか!」

ここで、多くの市民が憤り、フランス革命がおこります。

このフランス革命での会議の中での座る位置で、後の右翼、左翼の語源があります。

議長の席から見て、左側に座る人が市民が多く、今すぐにでも革命を起こして、自分たちの権利を拡充しようと考えました。(ジャコバン派と呼ばれる人たち)

一方で、議長の席から見て、右側に座る人には聖職者や貴族が多く、王制や伝統を残しつつ、改革はゆっくりやっていきましょうと考えました。(ジロンド派と呼ばれる人たち)

これが後に、右翼=保守派、左翼=革新派と呼ばれるようになります。

ここで、右翼と左翼について定義しておきましょう。

「右翼」=一般的に保守主義と言われ、伝統や慣習を大事にし、改革をゆっくり漸進的に改革を推し進めていこうという考え方

大事にしているポイントは、国家、天皇、自由、伝統など

(例)政党で言えば、自民党や維新の会がある。

「左翼」=一般的に革新派とされ、暖冬や慣習といった古いものよりも、新しく改革していこうという考え方

大事にしているポイントは、個人、平等、人権など

(例)政党で言えば、民主党、社民党、共産党など

日本における右翼と左翼の政策は!?

右翼と左翼の定義がわかったところで、日本における右翼と左翼の政策に対するスタンスの違いを見ていきましょう。

右翼 左翼
天皇制 賛成orやや賛成 反対orやや反対
憲法改正 賛成orやや賛成 反対orやや反対
外国人参政権 反対 賛成
経済政策 小さな政府 大きな政府

一応、日本における政策のスタンスを分けてみました。

天皇については、共産党のように天皇制には絶対反対という党もあれば、左翼と言っても天皇は存続させるべきという考えもあり、左翼の中でも一定の幅があります。

これは右翼も同様に言えます。

この表を見て、少しだけ気になる点はありませんか?

ケイ
あれ? さっき、右翼は保守的って書いてあったのに、憲法を改正って改革派の政策じゃない?

政策の字面だけ読むと、そのように感じると思います。

しかし、右翼の考えは、GHQによって作られた憲法であり、これは日本人が本来作ったものではない、日本の伝統から逸れている憲法であるから、憲法を改正しようという考えになります。

その一方で、憲法改正には反対しているのは左翼となります。

敗戦後、アメリカで作った憲法だけれども、革新的かつ画期的なな憲法なので、変える必要はないと主張しています。

大事なことは右翼、左翼の違いではない

これだけ社会の問題が多くあったり、複雑化していると、右翼、左翼という考え方では全てを割り切れるものではありません。

また、その人の立場によっては、その政策に対する度合いも変わってくるでしょう。

先ほどの図では扱っていませんが、自民党は原発政策を推し進めていましたが、かといって全ての右翼の方々がこれに賛同しているわけではありません。

大事なのは、右翼、左翼の考え方はあくまで考える上での一つの物差しであるということ、そして多くの問題を自分の頭で考え、その政策が自分の考えに合うか合わないかで判断する、ということだと考えます。

終わりに

ここまで、右翼、左翼の違いについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

最近では、ネット上では一方がもう一方を罵りあっている状況が見受けられます。

本来、現実社会はもちろん、ネット上においても罵詈雑言は良いものではありません…

大事なことは、右翼とか左翼とか、ネット上でレッテル張りするのではなく、自分で考え、自分で判断し、冷静な議論を進めていくことではないでしょうか。

この記事をSNSで絶対にシェアしないでください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください