ど~も、こんにちは、管理人のケイです。
日本古来の宗教として「神道」という宗教があります。
日本では、正月や七五三は神道ですが、クリスマスはキリスト教、お墓参りでは仏教など、様々な宗教を受け入れてきました。
しかし、私たち日本人はどれくらいこの神道という宗教について知っているのでしょうか?
今回、日本古来の宗教である「神道」、そして神道と仏教の違いをわかりやすく解説します。
そもそも「神道」とは!?
神道とは、「古代の日本で生まれた宗教で、自然に畏れを抱き、同時に神として敬ってきたもの」を言います。
もともとの起源は縄文時代とされていますが、弥生~古墳時代に徐々にその原型が形成されたとしています。
みなさんは、「八百万(やおよろず)の神」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉に代表されるように、どんな生き物にも神様が宿る、という考えは、まさしく神道らしさを表す言葉だと思います。
日本人に古代から始まった宗教でしたが、第二次世界大戦という一時期では国教とされました。
敗戦後は各地の神社に代表されるように、その地域や地方に密着した形で、庶民の間に浸透され続けています。
神道と仏教の違い
仏教は、キリスト教・イスラム教ど共に、世界三大宗教の一つとされています。
インドから始まった宗教でしたが、中国・朝鮮半島を経て、そして日本で独自の改良を遂げて、日本で受け入れられました。
日本では、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗、曹洞宗、禅宗など、様々な宗派があり、日本国民に信仰されています。
さて、神道と仏教の違いはどこにあるのでしょうか?
教義
神道は先ほど説明したように、日本国民が自然に対する畏敬の念から、自然と生まれたものなので、教義はありません。
一方で、仏教は多くの経典があり、その対象は同じものもあれば、宗派によっては違うものもあります。
イスラム教やキリスト教には、『コーラン』、『旧約聖書』、『新約聖書』とあり、神道は珍しい宗教です。
崇拝対象
神道は非常に多くの神様が宿っており、それらに対する信仰をしています。
仏教は、釈迦如来などを崇拝しています。
本来は、輪廻転生から解脱することが目的なので、崇拝対象はなかった背景はありますが、現代では違うようです。
諸外国では、一神教が一般的なので、この点も珍しいと言えるでしょう。
宗教施設
神道の宗教施設は、全国各地にある神社があります。
また、神社の中でも、出雲大社や伊勢神宮などは本当に多くの国民が参拝します。
仏教の宗教施設には、寺院があります。
参拝方法
神社は、二礼二拍手一礼をします。
ほとんどの神社や神道にかかわる施設では行われますが、意外と難しくぎこちなくなってしまいますよね。
仏教は、合掌を行います。
終わりに
神道と仏教の違いについては、これだけ双方生活に密着していると意識しないかもしれません。
実際、私が正月にお寺に行った時も、仏教の寺にも関わらず、二礼二拍手一礼をしていた人がいました。
それだけ、意識ししていないということなのかもしれません。
神道、仏教の違いは、他にも多々あるため、その違いを意識してみると面白いかもしれませんね。
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