MDGs(ミレニアム開発目標)とは!? その概要と背景について解説する!

ど~も、こんにちは、管理人のケイです。

みなさんは世界でどのような問題が起こっているか知っていますか?

貧困や飢餓、自然災害、HIVなどの感染症、女性の人権の欠如など、世界には様々な問題が多くあります。

しかし、グローバル化時代を生きる今、このような問題に対して、世界はどのようなアプローチをしているのか、それを知っている人はわずかです。

この記事では、MDGs(ミレニアム開発目標)の概要と設立した背景について詳しく解説していきます。

また、この記事ではMDGsをミレニアム開発目標で統一して書いていきます。

MDGs(ミレニアム開発目標)とは!?

ミレニアム開発目標の定義と背景

ミレニアム開発目標とは、「2000年9月に、189ヵ国の代表がニューヨークに一同に集まり、国連ミレニアム宣言が採択されたもの」を言います。

では、なぜミレニアム開発目標を定める必要があったのでしょうか?

A、それは新自由主義という経済的な考え方が地球上で広がり、その経済政策によって、格差や貧困などが拡大したから。

新自由主義は、極力政府の関与を排除し、民間での自由な経済のやり取りを尊重しようというもの。

代表的な人物として、アメリカのレーガン政権、イギリスのサッチャー政権、日本の中曽根政権があります。

最近の日本だと、小泉政権が代表的です。

この政策は民間で経済運営することを目的としており、そこについていけない社会的弱者を切り捨ててしまうことも多々ありました。

そこで、全世界的に新自由主義的な政策で排除されてしまった人々を包摂していこうと、ミレニアム開発目標は採択されました。

ミレニアム開発目標の8つのゴールとその成果

ミレニアム開発目標は、2015年までに次の8つの目標を解決していこうとしました。

目標1 極度の貧困と飢餓の撲滅

・1日1.25ドル未満で生活する人口の割合を半減させる

・飢餓に苦しむ人口の割合を半減させる

データによって様々ですが、1日1.25ドルで過ごす人は世界的に10億人以上いるとされています。

とりわけ、その多くはサハラ以南のアフリカで占められています。

貧困や飢餓の問題は、各国の協力により、数字上は大分成果が上がったようです。

しかし、その貧困者の多くは、中国やインドなどの貧困層で、それらの国の経済発展によるもので、依然としてアフリカの貧困、飢餓は改善されていないのが現状です。

目標2 初等教育の完全普及の達成

・すべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了できるようにする

経済的貧困、子供が労働者になっていて、学校が通えない人が多くいます。
また、宗教によっては女性が学ぶ機会をなくそうとしているものもあります。
それらを改善するための目標2ですが、残念ながらほとんど改善していません。
やはり根本的な貧困問題が改善しなければ、教育問題は解決しないように思えます。

目標3 ジェンダー平等推進と女性の地位向上

・すべての教育レベルにおける男女格差を解消する

これは目標2と同様のものですが、やはり経済的貧困と宗教上の問題があります。

目標4 乳幼児死亡率の削減

・5歳未満児の死亡率を3分の1に削減する

日本でも女性が出産するのには大変ですが、外国ではもっと大変です。

医療の発達が遅れていたり、妊婦の衛生環境が悪いと、最悪の場合、死に至ります。

また、女性の性の低年齢化なども社会問題がしていますが、なかなか改善には至りません。

目標5 妊産婦の健康の改善

・妊産婦の死亡率を4分の1に削減する

目標4と同様にほとんど改善されていません。

目標6  HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止

・HIV/エイズの蔓延を阻止し、その後減少させる

子供が労働力とされているため、アフリカなどでは多くの子供を女性は生んでいます。

しかし、その分、性的感染症に疾患しやすく、HIVの患者が多くいます。

また、医療技術も発達していないため、病気が蔓延してしまいます。

目標7 環境の持続可能性確保

・安全な飲料水と衛生施設を利用できない人口の割合を半減させる

経済発展は大事ですが、そのデメリットとして森林が伐採されたり、工場から排出される水道が汚染されていたりします。

おおむね改善傾向にあるのですが、まだまだ問題があります。

目標8 開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

・民間部門と協力し、情報・通信分野の新技術による利益が得られるようにする

途上国を支援するのは、先進国の援助が必要不可欠ですが、どのくらい途上国のニーズに合わせた援助をしているかについての目標を定めたものです。

また、情報や通信技術がどれくらい浸透しているかを表しているのですが、情報や通信についてはおおむね改善傾向が見られます。

実際、アフリカでも携帯を使う人が増えましたよね。

まとめ

ここまでミレニアム開発目標について概観してきましたが、読んでわかるとおり、ほとんど改善されていないのが現状です。

そこで新たな目標として2015年にSDGs(持続可能な開発目標)というものが採択されました。

それについてはまた別の機会に記事にしようと思います。

P.S この記事は外務省を多々参考にしています。

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